株式会社日奈久バイオマス

事業概要

概要・経緯・目的

1.日奈久バイオマス発電所の概要

  1. 設置場所: 熊本県八代市日奈久馬越町字鳩山甲1085‐7
  2. 発電形式: 木質バイオマスガス化・エンジン方式
  3. 発電出力: 1,750kW
  4. 使用燃料: 木質チップ(年間使用量:23,000t)
  5. 運転開始時期:コージェネレーション(発電+熱供給)
  6. 事業開始 :2022年7月~
     
当社は、熊本県八代市の「日奈久バイオマス発電所」にて、木質バイオマスガス化発電方式※1による「コージェネレーション※2事業」を株式会社バイオマス開発機構と連携し2022年7月より開始しました。

未利用木材を活用した発電により地域の林業振興に貢献するとともに、雇用促進による地域貢献を行い、発電設備から排出される排熱を利用したコージェネレーションシステムにより食品加工工場、自社乾燥システム付チップ倉庫、ビニールハウスでの暖房設備等での熱の利用により各コストの削減ならびに、持続可能な事業の促進を進めていきます。
当社は本事業を通じて持続可能な事業の促進、地域材活用と雇用創出による地域貢献、株式会社バイオマス開発機構では、施設の視察(見学)プラン利用し地域活性化の為に八代市内の飲食店、日奈久温泉の旅館と連携、地域の特産品の製造、農業の促進、雇用創出により地域貢献を担っていきます。
地域の特性に即した形で今後の展開も計画しております。

 ※1:木質チップを熱分解、還元反応によりガス化し、そのガスを燃料としてエンジン式発電機に投入し発電する方式
※2:コージェネレーション(熱電併給)とは、現在主流となっているコジェネは、「熱電併給システム」と呼ばれるもので、まず発電装置を使って電気をつくり、次に、発電時に排出される熱を回収して、給湯や暖房などに利用します。回収した廃熱は、蒸気や温水として、工場の熱源、冷暖房・給湯などに利用でき、熱と電気を無駄なく利用できれば、燃料が本来持っているエネルギーの約75~80%と、高い総合エネルギー効率が実現可能です。

 

【日奈久バイオマス発電所・ 外観・内観】

SDGsへの取り組み

当社は、国連サミットで採択された2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを進めています。


下記の開発目標に該当します。

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

12 つくる責任 つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

15 陸の豊かさも守ろう


地域との連携体制

日奈久バイオマス発電所と立地協定締結

日奈久にバイオマス発電所が新設

2019年3月19日、日奈久バイオマスの岩原正樹代表取締役社長が市役所鏡支所を訪れ、本市とバイオマス発電所の新設に伴う立地協定を締結しました。

同社は宮崎県日向市で営む電気工事業のイワハラの関連会社で再生可能エネルギー事業に新規参入することに伴い、平成30年5月に設立。今回新設するバイオマス発電所は、原料となる木質チップなどの管理、発電機器の管理と保守点検事業の体制を整備するもので、発電によって発生した熱を利用し、木質チップの乾燥施設、台湾の果物である釈迦頭しゃかとうの栽培、食品加工施設なども展開される計画(株式会社バイオマス開発機構にて)です。また、発電の方式は、木材などを高温で蒸し焼きした際に発生するガスを燃料にエンジンを回して発電するガス化発電方式を採用し、出力70KWの発電機を25基設置する予定で、日本最大の設置数となります。

調印式で、田中浩二副市長が「地域が活性化することに期待しており、本市としても可能な限り支援していきたい」と話すと、同社の岩原社長は「事業の展開とともに日奈久地域に観光客を呼び込み、地域の活性化に積極的に取り組んでいきたい」と抱負を述べました。

左から岩原代表取締役社長と田中副市長
左から岩原代表取締役社長と田中副市長

日奈久バイオマスと立地協定締結 / まちのわだいTOP / 八代市 (yatsushiro.lg.jp)

CONTACT

MOBILE SITE

QRコード
携帯のバーコードリーダーでQRコードを読み取ることで、携帯版ホームページへアクセスできます。
株式会社日奈久バイオマス
〒869-5131
熊本県八代市日奈久馬越町字鳩山甲1085-7
TEL 0965-38-0670
FAX 0965‐38-0671
お問い合わせはこちらから
PAGE TOP